Raz-Plus(Raz-Kids)で気軽に楽しく英語の多読・多聴を始めよう
英語学習において重要なのは、アウトプットにつなげるための大量のインプット、すなわち洋書の多読・多聴です。ご家庭で子どもの英語学習のために多読・多聴を取り入れたいとお考えの方も多いのではないかと思います。
多読・多聴を初めてまず取り組むものとして定番なのは、Oxford Reading treeやGraded Readersなどです。どれも良質な作品ばかりで、大人が読んでも楽しめるものであることは間違いありません。ただ、個人で揃えようとするとコストや保管場所の面で現実的には難しく、ためらってしまうという人が大半ではないでしょうか。
英語の多読・多聴を始めたいと思っている方や、ご家庭で子供に楽しみながら英語学習をしてもらいたいとお考えの保護者の方にお勧めなのが、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末で利用可能なRaz-Plus(Raz-Kids)です。玄々舎では、月額220円(年払いの場合)でご利用いただけます。
Raz-Plus(Raz-Kids)とは
Raz-Plus(Raz-kids)は世界各国で使われている英語多読・多聴用のデジタル教材です。もともとは米国の子ども向けに作られたもので、スマートフォンやタブレット端末、パソコンを用いて利用することができます。幼稚園児や小中高生の英語学習だけでなく、大人の英語多読入門にも最適です。
Raz-Plusを使えば、オンラインで絵本を含む多くの英語の本を読んだり聴いたりできるだけでなく、読んだ内容に関するクイズに挑戦して理解度を確認することもできます。本は29段階のレベル別に分けられており、レベルアップしていく楽しみを味わうこともできますし、課題を達成するともらえる星を使ってアバターの服を購入して着せ替えできるなど、ゲーム的要素もあります。
詳細はRaz-Plusのウェブサイトをご覧ください。
レベル
Raz-Plusは「aaレベルからZ2レベル」までの29段階に分かれています。それぞれのレベルとアメリカの小学校での英語学習レベルの対応状況は以下の通りです。
- aa~C:幼稚園
- D~J:小学校1年生
- K~P:小学校2年生
- Q~T:小学校3年生
- U~W:小学校4年生
- X~Z2:小学校5年生以上
語彙などの問題もあるので一概には比較できませんが、日本の英語学習レベルとアメリカの小学校での学習レベルを比較すると以下のようになります。
- 日本の公立中学校での英語学習レベル=アメリカの小学校2~3年生レベル
- 日本の公立高校での英語学習レベル=アメリカの小学校3~4年生レベル
つまり、Z2レベルの本まで読めるようになれば日本の高校生が一般に求められるレベルを超えた水準に到達している、ということになります。
aaレベルの本は1ページ3wordsほどで、絵と単語をリンクさせながら覚えていくようになっており、1冊20words前後なのですぐ読み終わります。ただ、aaといってもネイティブ向けに作られているものなので甘く見てはいけません。
動物や植物・動詞・慣用表現など、学校の英語教育では目にしなかったような単語や自然な表現がたくさん出てきます。高校生以上の英語学習者が語彙増強を目的に使うこともできますし、多読をしている方がペーパーバックに挑戦する前に準備として使ってもよいでしょう。
最もレベルが高いZ2になると、およそ2000~3500wordsにもなる本格的な読み物が数多く揃っていて読みごたえも十分です。近年、共通テストや大学入試で出題される英語の文章量(総単語数)は増加の一途をたどっており、今後もこの傾向は続くと予想されます。
大学入試の場合は英文自体の内容が高度になりますので単純比較はできませんが、日頃からZ2レベルの英文を読んでおくことで、試験本番でも大量の英文を素早く読みこなすことができるようになるでしょう。
Grade別の書籍数
Raz-Plusを利用して読むことができるGrade別の書籍数は合計で約2600冊です(2022年4月18日時点)。
- Grade K:394冊
- Grade 1:610冊
- Grade 2:499冊
- Grade 3:369冊
- Grade 4:268冊
- Grade 5:302冊
- Grade 5+:197冊
メリット
Raz-Plusの主なメリットは以下の3つです。
- 手軽に利用でき、場所を取らない
- コストパフォーマンスが高い(玄々舎で申し込んだ場合)
- レベル別になっている
デメリットはといえば、個人で申し込むと高い(1年で228ドル)ということでしょうか。
手軽に利用でき、場所を取らない
パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末のアプリで利用できるというのは大きなメリットです。通勤・通学途中の移動時間やちょっとした休憩時間などの隙間時間にさっと取り出して読むことができます。
旅行先に持って行って、毎日決まったペースで多読を続けることも可能です。紙の書籍のように場所を取らないというのも、多読をするにあたっては評価すべき点だと思われます。
コストパフォーマンスの良さ
玄々舎で申し込めば、低コストで面倒な手続きもなく利用可能です。月220円で約2,600冊の洋書が読み放題になると考えれば、コストパフォーマンスの高さを実感していただけるのではないでしょうか。
レベル別になっている
前述のように、Raz-Plusはレベル別で「aa~Z2」までの29段階に分かれています。それぞれのレベルで次のレベルに進むためのレベルアップ用の本が指定されており、指定された本を読むことでレベルアップしていくことが可能です。
最初はaaレベルにしておいて、自分のペースに合わせて楽しみながらレベルアップしていくという方も多くいらっしゃいます。学習を続ける上では、達成感を味わいながら少しずつ上の段階に進んでいくことが大切です。
コスト、申込み方法
Raz-Plusは個人で申し込むことも可能ですが、1年で228ドル(1ドル=140円とすると31,920円)かかります。いくら優れた教材とはいえ、毎年3万円以上払うのは賢い選択とは言えません。
その点、玄々舎でお申込みいただけば、月220円・年2,640円(いずれも年払いの場合)で自由に利用することが可能です。面倒な手続きは一切不要で、追加料金も発生しません。
Raz-Plusを利用すれば、各ご家庭でOxford Reading treeやGraded Readers、その他の洋書を揃える場合に比べて、コストを抑えながらより効率的に英語多読・多聴学習を行うことができます。この機会にご利用を検討してみてはいかがでしょうか?
お申し込みは以下のページから行うことができます。